たいらじゅんが日記を書くってよ

日記・備忘録、的な。

【経験談】初めて救急車で搬送された時の恥ずかしい話し その2【狭心症】

さてさて、前回の続きです。

 

jyunbo.hatenablog.com

 

「オシモノケ」ってなんですか?

病院に搬送された僕は、沢山の看護士さんやお医者さんに囲まれて、血を抜かれたり、点滴されたり、いろんなことをされます。

一応、ニトロの効果なのか、そのときには胸の苦しみはある程度は落ち着いていましたね。

そんでまたガラガラと運ばれ、エレベーター乗ったりして病室に。

入院です。

次の日に精密検査をし、その翌日に退院するという流れでした。

 

病室は大部屋です。

向かい側には男性の患者さんがいました。(いびきがすごかった。)

息子が喘息で入退院を繰り返していた経験があったので、病院生活は慣れていました。

それでも、きつかったですね(汗)

時間はスマホで潰すことができますが、当時、喫煙者だったのでタバコが吸えなかったのがきつかったです。ほんとうにきつかったですね。

窓から周りを伺って、コンビニの看板を探しました。

でも、点滴してるので、外へ出れないんですよね。出ようと思えば出れるはずですが、点滴をガラガラとひいて歩くのがおっくうで、結局あきらめました。

ちなみに、検査のあとに医者からもきつく言われたこともあり、この日から禁煙して、今日まで吸っていません。

 

翌朝、検査の日です。

朝一で担当医からカテーテル検査を行うこと聞き、その説明を受けました。

 

その後、担当の女性の看護士さんがやってきて言うのです。

「足の付け根からカテーテルを通すので、これで『オシモノケ』を処理してください。」

 

僕は聞きなれない言葉だったので、一度聞き返します。

「オシモノケです。」

 

それでもわからなかったのですが、手渡された電気シェーバーで、ようやく理解しました。

 

お下の毛

 

って事ですね。

それを処理しといてくれということだったのです。

僕ちんは、そ~んな簡単なことも、ぜ~んぜん分かんなかったよ。

あはは~(白目)

 

「ご自身で難しければ、他の者でいたしますが…。」

と言うものだから、全力で拒否。

トイレで秘密の時間を作って自分でやりました。

なんか…

 

虚しかった…(TmT)ウゥゥ・・・

 

カテーテル検査

さて、きれいにしました。きれいに剃りましたぞ。

そして看護士さんに検査室へと連れて行かれ、診察台へ。

もう一度担当医からの説明があり、いよいよカテーテル検査が始まります。

 

いや、これ、最初がかなり痛かった。

確か、手首に麻酔を打つときです。一瞬、体がカッ!と熱くなります。

 

そして、右足の付け根からカテーテルを通します。

麻酔をしてるとはいえ、なんとなく体の中を何かが巡っている感覚はあります。

一応、僕もモニターを見てるのですが、なにがどうなのか、はっきり言ってよくわかりません。

もうね、「早く終わってくれ。」

心の中でそれをずっとつぶやいてました。

時間は40分ぐらいかかったと思います。

 

検査後は手首に空気圧のベルトみたいなのを巻かれました。

強い圧迫止血です。

これが結構強烈で、フリッツ・フォン・エリックが僕の手首をギューーーーーッと掴んでいる感じです。

病室にもどってからも、何度か担当の看護士に手首が痛いことを伝えますが、止血のためなので我慢だといわれます。

トホホ。

 

新たな地獄

検査が終わって、とりあえず一段楽したとおもいきや、ここからです。ここからがまた地獄でした。

2時間安静にしなければならず、体も軽く固定されます。

事前に説明は受けていたのですが、トイレにはいけません。

カテーテル尿道に通すかと聞かれたのですが、それは拒否しました。

なので尿瓶です。尿瓶。

で、案の定トイレに行きたくなります。

最初は我慢しておこうと思ったのです。

ところが、もう我慢できないところまであっというまに到達します。

限界です。

限界です。

限界です。

 

仕方ないので尿瓶を手に取ります。

はぁ、もう泣きたい。

そう思いながら、いざ用を足そうとします。

 

・・・

 

シーン…。

 

出ません。

どんなに出そうとしても出ません。

一生懸命だそうとしますが、一滴も出ません。

 

うぉぉぉぉ〜!

 

と叫んでも出ません。

頭では「出せ!」と指令しているはずなのですが、体が反応しません。

恐らく、ここはベッドであって、トイレではないということが無意識に働いていて、体がストップをかけているのだと思いました。

このままでは膀胱が破裂してしまう!

まじめな話し、かなり焦りました(汗)

あきらめずに何度もトライします。

でも、、、

 

ぜっっっっったいに出ません!

 

なんどトライしたことでしょう。

一応、看護師にもダメもとでトイレに行かせてと聞いてみますが、やはり許可は下りず。

いよいよ本当に漏らしてしまうほどやばいってなった時に、もう一度トライしました。

すると、遂に、遂に、用を足すことに成功するのです。

ほんと嬉しかったです。

 

後日、みんなそういう経験があるんじゃないかと思って検索してきたら、出てきました。

blog.goo.ne.jp

うんうん。苦しいよ。これ。

 

検査結果

ここまでいろいろ書いてきたので、僕がどういう状況なのかもう一度まとめますが、前日の早朝、胸の苦しみで目を覚まし、救急搬送され入院し、その検査を行ったというところまで来ています。

 

そして検査結果はその日のうちで出ました。

結果は・・・

 

冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせいきょうしんしょう)

 

心臓の冠動脈(心臓に栄養を送る重要な動脈)が、なんらかの原因でけいれんを起こして細くなり、心臓への血流が不足し、胸痛発作を起こすということでした。

この発作は早朝におきるという特徴もあるようです。

ぼくがそうでした。おかげで朝立ちをみられたけど

 

また、正確な原因もわかっていないということです。

ただし、たばこは絶対にやめなさいということでした。

なので、先にも書きましたが、禁煙してます。

 

あと、この病気と生涯付き合うことになるので、毎日薬を服用することにもなりました。

仕方ないですね。

 

 

はい。こんな感じです。

僕はこのときの経験から、本当に病院のお世話にはなりたくないと思っています。

恥ずかしい思い、いっぱいしちゃった。

 

今はとても元気です。

あの日以来発作はありませんが、薬の関係で月に1度、通院はしてます。

食生活もだいぶ見直しました。

そうそう、痛風の薬も同時に処方してもらうようになったので、かるい運動も始め、痛風の大敵である無酸素運動もすこしずつ始めています。

以前より活動が活発になっているような気がしますね。

「健康のためなら死んでもいい。」なんて名言(迷言?)があるのですが、ま、あんまり肩に力入れず、楽しく生きていきますわ。

 

今回の内容を動画でまとめています。


【経験談】初めて緊急搬送された時の恥ずかしい話し【戯言】

 

www.jhf.or.jp