プロレスの技はもはや数え切れないぐらい存在すると思います。
僕はその中でも“3大プロレス技”と捉えている技があります。
1つ目が芸術といわれる「ジャーマンスープレックスホールド」。
もう1つが「ボストンクラブ(逆エビ固め)」。
そしてもう1つが、今回紹介する「ドロップキック」です。
近年ではやはり新日本プロレスのオカダカズチカ選手が名手として名前があがるでしょう。
打点が高くフォームも美しいです。彼はドロップキックの出しどころも心得ていて、この技ひとつで試合を作ることができますね。
うむ。素晴らしい。彼の場合はなんといってもその跳躍力でしょう。
僕は顔面を捉えるドロップキックが好きです。
長くプロレスを観ていると、いろんなドロップキックに出会います。そして、いろんな種類がある事を知ります。
上のオカダカズチカ選手のドロップキックのGIFで説明すると、これは捻り式で、両足踏み切りタイプです。
捻り式はもはや主流ですが、正面式もがんばってます。
昔、SUWA(スワ)という選手がいて、彼のドロップキックは低空の正面式(仰向けに飛んで、打った後はそのまま背中で受け身を取る)なのですが、相手がえらい距離ぶっ飛ぶんです。まるでワイヤーアクションのように相手が吹っ飛ぶので“ジョン・ウー”という技の名前になっていました。
懐かしい…。そして素晴らしい。
SUWAさんは引退しましたが、今ではオカダカズチカ選手がココ一番で魅せてくれます。
あと、一回転式もあります。打った後にバク宙するタイプですね。
ダグ・ファーナス選手が使い手として有名ですが、実は三沢光晴もほぼ一回転式のドロップキックを使用していて、ヘビー級の選手としては珍しいタイプでした。
ドロップキックって、ほんとうに使う人によって個性がありますね。
で、なぜ僕がドロップキックが好きなのかというと、美しさももちろんですが、僕の永遠のヒーロー“ジャンボ鶴田”が好きっていうのも理由です。
彼のドロップキックはやばいです。
顔面を捉える跳躍力。パワー。身体能力の高さが観てるだけでわかります。
僕は長年、ジャンボ鶴田のようなドロップキックを追い求めていました。
最近、鈴木みのる選手が棚橋選手にジャンボ風のドロップキックを魅せていました。
What a dropkick from @suzuki_D_minoru!! #NJPW #njnbghttps://t.co/4ULitIni5Z pic.twitter.com/itvywzw0Tp
— LARIATOOOO!! (@MrLARIATO) 2018年1月27日
また棚橋(笑)
細かく言うと、ロープに振ったら相手に向かって助走を付けて、片足で踏み切って高く飛び、相手の顔面を捉えて、捻り式で受け身を取ります。
昔、三沢光晴のコーナートップからのダイビングエルボーを受けて、渕正信選手が本当に失神したことがありますが、ジャンボ鶴田のドロップキックは一歩間違えると同じような状態になると思います。
あと、本当に“ここぞ!”と言う場面でみせるスタンハンセンのドロップキックも好きでした。
ドロップキックにはロマンがあります。
最後に、僕の好きなジャンボ鶴田のドロップキックのGIFを貼りますね。
最後まで読んでくれてありがとう!