たいらじゅんが日記を書くってよ

日記・備忘録、的な。

速読が必要だと思った

速読練習中。
かなり早くなった。

 

いくつかタイプあるけど、僕は目を速く動かすタイプじゃなくて、俯瞰して要点を見つけてそこを熟読するタイプを練習中です。

 

俯瞰は簡単です。意識するだけですからね。

今までの僕なら、例えば、、、

 

 

「本を、速く、読みたいな。」

 

 

と、読んでいたものが、、、

 

 

「本を速く読みたいな。」

 


と、意識するだけで読めるようになって、さらに、、、

 

 

「本を速く読みたいな。たくさん読んで知識を得るのだ!」

 

 

という具合に俯瞰して読む癖をつければ、一度に読める範囲がどんどん広がっていきます。

ちなみに、僕は恋愛小説が好きなんだけど、流石にそれは「遅読・熟読」です。

 

僕は、このブログを“アウトプット”の場にもしています。

読んで得た知識を随時書いていこうと思ってます。

 

ちょっと考え方まとめて、また速読については書きますね。

 

今回はこの辺で。

 

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おすすめ本紹介 その2「みんなが欲しかった!FPの教科書 3級」

「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」

2016-2017版 / 滝澤みなみ

 

これはいわゆる参考書、テキストになるのですが、読み物、つまりは「本」として紹介しますね。

 

僕が愛知県に移り住み始めたころは、働いて、帰宅して、ご飯食べて、寝て、起きて、ご飯食べて、出勤して、休みの日は街に出て飲みに行って…ってな感じで過ごしていて、繰り返される毎日に、「このままじゃマズイな…。」と漠然と思うようになりました。

自分自身が成長する機会がなにもないのです。

そこで、時間もたくさんあるし、せっかくだから何か資格を取ろうと思い、難易度が低いと言われているFP(ファイナンシャルプランナー)の3級を受験する事にしました。

ちなみにどのぐらい難易度が低いかというと、2016年度のデータによれば、合格率は3級で約70%、2級で約20%、1級で約10%です。

国家資格としては取得しやすい資格だと思います。

 

試験日に入れていた休みを会社都合で変更させられた時はテンション下がりまくりで、もうやる気も湧かず、一時あきらめていたのですが、なんとかふんばって、数ヵ月後の試験でどうにかこうにか合格しました。

でも、僕が本当によかったと思うのは、合格した事ではなくて、一定の知識が身に着いた事だと思っています。

そもそも、ファイナンシャルプランナーというのは「お金の専門家」であって、生活をしていく上でのお金に関する知識というものは、資格があろうが無かろうが、普通にあった方がいいと思います。

つまりは、このテキストを一冊もっているだけで、お金に関する知識を得る事ができるという事です。

 

3級の試験には6つのカテゴリーがあり、このテキストでもちゃんと6つのカテゴリーの解説があります。

 

1.ライフプランニングと資金計画(計画や社保・年金など)

2.リスクマネジメント(生命・損害保険など)

3.金融資産運用(株や信託などの投資に関する事)

4.タックスプランニング(税金に関する事)

5.不動産(土地の購入や運用、税金など)

6.相続・事業承継(遺産相続、税金など)

 

3級の場合、本当に入り口に当たる基礎知識になりますが、どれも、普通に生活していると関わってくる事だと思いますので、知っておいた方がいい知識ばかりです。

 

労災、傷病手当、住宅ローン、年金、医療費控除、後期高齢者医療制度、債権、株、利回り、固定資産税、遺言、相続人の範囲、贈与税相続税などなど、本当に沢山の事を学べますよ。

 

2級に関しては、今のところ受ける予定はありませんが、知識として持っておいても損はないと思うので、本は手元に置いておくと思います。

 

この国ではお金に関する知識は自分でなんとかしなければなりません。

その第一歩として、この本をおすすめします。

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音楽に身を委ねてみる その3 追悼「パット・トーピー」

昨日、Mr.BIGのドラマー“パット・トーピー”が亡くなったという記事を見ました。

 

rocketnews24.com

 

ショックでした。

パーキンソン病であることは知っていましたが、まさか亡くなるとは思わなかった。

残念です。

合唱。

 

僕の18〜20歳までの間というのは、いわゆるバンド小僧で、特にハードロックのコピーバンドに力を入れていました。

当時Mr.Bigと言えば大スターで、その卓越したテクニックは僕らのようなバンド小僧の胸を熱くさせてくれました。

 

今回は、細かい話は抜きにして、僕がコピーバンド時代にやっていた楽曲の中からパット・トーピーがドラムを叩いていた楽曲をいくつか紹介します。

沢山、パット・トーピーを観てください。

 

Mr. Big - To Be With You (MV) - YouTube

あの頃、エリック・クラプトンのTears in Heavenのヒットでアコースティックサウンドがブームとなっていて、僕らもそれに流されました(笑)。

タンバリン叩いているのがパット・トーピーです。

この曲はヒットしたので知ってる方も多いでしょう。

 

Mr. Big - Green-Tinted Sixties Mind (MV) - YouTube

うん。良い曲ですね。ミディアムテンポですが変態曲ですね(笑)

印象的なイントロのタッピングと間奏の変拍子。個人的には間奏の変拍子の部分で、バグパイプっぽい民族音楽的な匂いを感じさせてくれるところが好きです。

この間奏はコピーするのにだいぶ苦労しました。

パット・トーピー(というか外国人ドラマー全体)のようにダイナミックなフォームで叩けなくてもどかしかったです。

 

Mr. Big - Addicted To That Rush (MV) - YouTube

この曲は確か1stアルバムの1曲目に収録されていて、初めてこの曲を聞いた時、衝撃的すぎて僕の音楽に対する世界観が大きく変わりました。

久しぶりにこの動画観ますけど、みんなめちゃくちゃ若い!

…しかしほんとにこんな神テクの曲コピーしてたのかね(笑)

すくなくとも僕はツーバスはできなかったので、なにかしらごまかしていたと思います。

 

Mr. Big - Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song) HD 1080p - YouTube

でました。ドリルソング。

僕らはドリルを使わなかったですね。ギターもベースも一生懸命弾いていたと思います(笑)

パット・トーピーはこういったアップテンポな曲でもツーバスを使わない曲が多かったので僕的には助かりました。

歳をとってもイケメンですね。

パット・トーピーといえば、重心が低くて、脇を開けて叩いていて、あとマッチョ。

 

Mr. Big - Shyboy (Live in San Francisco, CA, 1992) - YouTube

これはツーバスドコドコしてますね。

さっきも書きましたが僕はツーバスできないのでアレンジして誤魔化していました。一応、ツーバスっぽく聞こえるようにバスドラを全部裏打ちっぽい感じでやったのでそれなりに難しかった記憶があります。

パット・トーピーって、テクニカル系の割には重心が低いんですね(椅子の高さが低い)。これは一般的なドラムの世界ではパワー重視のプレースタイルに入るのですが、ツーバスでも重厚感があるのはそのせいだと思います。

 

あと、動画が見つからなかったけど、B'zのギリギリchopもコピーしました。

 

こうして書いてみると、意外とパット・トーピーのドラムをコピーしてたのですね(僕は上手くはなかったけど) 。

まだ生きているような気がします。

本当に残念です。

 

では最後に彼のドラムソロを…。

ビートルズが好きだったのでしょうか?歌声も素敵です。

そしてこの笑顔は「永遠」です。

 

www.youtube.com

 

 

熱き星たちよ

遂に各球団がキャンプインしましたね。

 

そうなると毎年恒例のアレがあります。アレ…。

 

そうです!我がベイスターズのテーマ曲「熱き星たちよ」新バージョンのレコーディングです!

 

www.youtube.com

 

実は、僕が音楽やっているときにお世話になったレコーディングスタジオがあって、毎年そこで「熱き星たちよ」のレコーディングが行なわれています。

そこのレコーディングスタジオの社長さんとフェイスブックで繋がっているのですが、レコーディング後にちゃっかりとラミレス監督と写真撮ってました(笑)

 

いいなぁ沖縄。

キャンプ見に行きたいな~…。

 

でも、愛知県に越してきたおかげで、ベイスターズの公式戦が間近でみれるようになったので、それはそれでOK!

 

はっ!?

 

そろそろファミコンベストプレープロ野球のデータをアップグレードして今年の順位シミュレーションしなければ!(汗)

い、、、忙しいね~。

 

順位シミュレーションが終わったら、ここでも発表しますのでお楽しみに!

 

ベストプレープロ野球とはこんな感じのゲーム

www.youtube.com

 

 

 

音楽に身を委ねてみる その2「蘇州夜曲」

蘇州夜曲 / 山口淑子

作詞:西條八十 作曲:服部良一

 

 

♪水の蘇州の花散る春を 惜しむか柳がすすり泣く

 

この曲は、とにかく美しい。

平原綾香ASKA等、多くの人がカバーするのもわかる気がします。

こんなにも美しい曲なのに、残念ながら、歌う事自体タブーとされていた時期があるという事で(理由は割愛させて頂きます)、歴史に翻弄された名曲でもあります。

ちなみに、僕も音楽活動しているときにはライブで2~3回カバーしています。

 

山口淑子が映画「支那の夜」の中で歌っていて、後に霧島昇渡辺はま子のデュエットで歌われています。

歌詞は映画とリンクしていて、恋人同士の淡い思いと、その関係にやがて終りが来る事を案じている内容になっています。

美しくも、切なく儚いです。

 

僕がこの曲を知ったきっかけが、渡辺はま子を題材にしたドラマでした。

薬師丸ひろ子渡辺はま子役だったと思います。(戦後にどこかの国に囚われている日本兵の元に渡辺はま子が慰問みたいに訪れるという内容だったと思います(うろ覚え))

この蘇州夜曲もドラマ内で歌われているのですが、めちゃくちゃ感動しました。

ちょうどこのドラマが放送された日は家族旅行の最中でして、就寝前の時間でしたが、みんなが談笑してるなか、僕はこの歌のシーンにめっちゃ釘づけになっていたのを覚えています。

すごい引き込まれる感じがしました。

本当に歌詞と旋律の調和がきれいです。

基本的にひとくくりが、5文字と7文字で構成されていて、それがまた一定のリズムで流れるので心地よいのかもしれません。

 

僕はとくに「水の蘇州の」という、このたった5文字がとっても好きです。僕にとっての蘇州夜曲はこれです。

行ったこともないのに、瞳を閉じれば、美しき水の町が瞼の裏に映し出されます。

川があり、その水は綺麗で、そして、戦争とは無縁の悠久の時間が流れている感じがします。

 

今回、この曲を選んだのは、前回の「手紙」の時に、アン・サリーさんの動画をリンクとして張ったので、その流れで思いつきました(アン・サリーもこの蘇州夜曲をカバーしています)。

 

今回もまたアン・サリーさんのバージョンでリンクを張りますね。

https://www.youtube.com/watch?v=bggdf-xi4Tk

おすすめ本紹介 その1

「ドリルを売るには穴を売れ」 2007年 / 佐藤義典

 

僕がインターネットビジネスを学ぶにあたり最初に読んだ本です。

この手の情報は常に進化しているはずですが、2007年発刊のこの本は、あくまで基礎中の基礎、つまり土台になっているわけで、古いも新しいもありません。

守破離の「守」にあたりますね。

 

この本はマーケティングをこれから学ぶという初心者をターゲットにしています(この本を読んだが故に“ターゲット”という言葉を自然とチョイスする事が出来ました)。

帯に書いてある通り、お客様はモノではなく価値を買っているという事を、筆者の解説と物語を織り交ぜてわかりやすく解説してくれています。単純に小説としても面白い内容です。

余談ですが、テレビ局は、恋愛系のドラマより、こういったビジネス系のドラマをもっとやるべきだと思いますけどね。ビジネスマンを視聴者として獲得できるはずなのに…。

 

この本は全5章で構成されています。

 

1.ベネフィット=顧客にとっての価値

2.セグメンテーションとターゲティング=顧客を分けて絞る

3.差別化=競合よりも高い価値を提供する

4.4P=価値を実現するための、製品・価格・販路・広告

 

 

内容も簡潔で分かりやすのですが、第5章で、各章の点と点が繋がるという素晴らしい構成になっています。

5章のテーマが…

 

5.強い戦略は美しい

 

です。

 

マーケティングは常に現場で起きている。」

これは、この本の中で頻繁に登場する言葉です。

例えば、僕を例にします。

 

僕は週に一回コンビニでガムを購入します。キシリトール配合のガムです。

一見、単にガムを買っているように見えますが、僕は職場の環境上、昼食後に歯を磨く事が出来ないので、キシリトール配合のガムを買うのです。

このガムは、単に嗜好品としてのガムを売っているわけではなくて、歯の健康という“価値”を売っているという事です。

低価格なので量を売る必要があるはずです。だからテレビやラジオなどメディアを駆使したCM展開をしています。

ターゲットは中々歯を磨く事が出来ない外回りの営業マン、またはドライバーでしょうか?だとしたら男性がメインターゲットのはずです。だからパッと入店ができるコンビニがメインのチャネルになるのでしょう。さらに販促として店頭ポップも踊っています。味もストロベリーとかおしゃれなものより、口臭にも考慮したミント系のシンプルなものが多く、パッケージも子供や女性向けのデザインではありません。

もしかすると、よりこだわりを持った人のために、ネットでは◯個セットでお得とか、外出に便利なガムケースとか、なにかしら付加価値を付けて販売しているかもしれません。

そもそも、キシリトール=歯の健康という情報を、マーケティングによって知らず知らずのうちに認知させられています。

 

買い手の向こうには売り手がいて、売り手の向こうには買い手がいる。

価値とは何か?どうやって売るのか?

この本一冊で大きな一歩を踏み出す事が出来ます。

 

 

「知る」ということは楽しいです。

もっと早くにマーケティングを勉強していれば、前職のリフォーム会社とか、ディスカウントストアとか、不動産屋とか、携帯電話販売会社とか、もちろん音楽活動にも、なにかしら皆んなの助けになっていたかもしれません。

 

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音楽に身を委ねてみる その1「手紙」

手紙/THE BLUE HEARTS

作詞・作曲:真島昌利

 

♪ろう石の道 走り抜けてくギターを片手に

 

僕は、マーシーの詩が好きです。

 

マーシーの詩は、真意はハッキリしなくとも、どこか優しくなれたり、幼き日へ帰れたり、とても不思議で情緒的な気分になれる気がします。

マーシーの詩”と表現したけど、個人的に、彼の攻撃的なパンクの歌詞より、この“手紙”のような、散文詩っぽい、歌詞ではない、あくまで“詩”にメロディーをつけている感じが好き。

まるで宮沢賢治の世界。

これは勝手な想像ですが、出だしでヴァージニア・ウルフを持ってくるあたり、文学的な感覚を持っていて、さらには、そういう書物をかなり読んできたのではないかと思います。

 

僕は、この“手紙”の歌詞について考察しているサイトをいくつかみましたが、どのサイトもこの歌詞の真意、答えにはたどり着かず、真意ははっきりと掴めていなかった。

僕なりの解釈ですが、この曲に意味を求めることは、あんまり意味がない気がする。

 

これは、“感じる”曲なのです。

 

 

もしかすると、「揺れている(はっきりと覚えているけど、記憶の中なので、実態の無い様子)」「走り抜けてく」という歌詞が出てくるあたり、マーシーの過去の記憶が大きな意味を持っているような気がする。

ま、そんなことより、ブルーハーツの曲のなかでも、特に世界観が半端ない曲だと思うのです。

 

その世界観はコード進行にも現れていて、シンプルなスリーコードで曲を作り上げる事が多いマーシーだが、この曲は、ブルーハーツでは滅多に出てこない、−5とか、オーギュメントとか、セブンスのコードが頻繁に出てくる。

 

以前、ももクロ等の作曲を手掛ける、音楽プロデューサーのヒャダインが音楽番組で言っていたのだけど、アップテンポな曲ほどシンプルなコード進行。スローなバラードであればコードは忙しく動く。ヒット曲の多くはこの構成でできていると言っていた。

 

この曲は後者にあたると思われ、さらにストリングスがこの曲の雰囲気を決定づけているような気がします。

 

この曲は、優しい。そしてどこか懐かしい。

いくつになっても聴いていたい。

なんとなく、僕に大きな影響を与えているような気がする。

 

僕は大人になってわかったけど、マーシーは本当にすばらしい才能を持っていると思います。

多分、これからも度々マーシーの曲は取り上げると思います。

 

僕の好きなアン・サリーもカバーしてるので、今回はそのヴァージョンのリンクを貼っておきます。

雨の日に聴くと尚更雰囲気でていい感じです。

 

手紙/アン・サリー

https://youtu.be/vXjUCvGvaLM