2022年下半期によく聴いた曲 その③
この曲は息子が教えてくれた「ぼくらの」というアニメの主題歌でした。
澄んだ歌声がすんなり耳に届く、素敵な歌声です。
昔のジブリ作品の主題歌とかに合いそうだなと、個人的には思います。
息子もこの曲が好きみたいで、好みも似るものなのかな…と(笑)
この曲の何が好きかというと、サビの「この星の無数の塵のひとつだと」のところの歌い方で、音程が揺れるように上がったり下がったりしていて、まるで主人公達の戸惑う心のようで好きです。
さらに、イントロから聞こえ続ける、まるで心に雫がポタポタと落ちているようで、今にも消え入てしまいそうなギターのフレーズも大好きです。
アニメ「ぼくらの」の内容は、ひょんなことからロボットを操縦することになった少年少女が、神出鬼没の謎のマシーンと地球を守るために強制的に戦闘させられるというのが大まかなあらすじ。
しかも、闘いに勝利したとしても、操縦していたものは必ず死ぬという、なんとも理不尽なルールで、地球を守りきった少年少女が一人、また一人と死んでいくという救いの無いアニメなのです。
でも僕はけっこうこのアニメが好きで、それぞれに「なにか」を抱えている若き命が、最後に何に想いを馳せ、そして散っていくのかというところがけっこう見ごたえがあります。
そんな少年少女をどうにかして守ろうとする大人たちの存在感も好きです。
あんまり有名なアニメではないけど、年末に時間のある人は、ぜひ観てほしいな~。
もし観たら、感想きかせてちょ。