まるで“Queen”そのもの!
映画「ボヘミアンラプソディ」は愛にあふれた名作!
監督交代などで8年もの歳月をかけて誕生した作品と言われている映画「ボヘミアンラプソディ」。
僕はQueen世代ではないけど、学生時代にバンドでコピーしていた事、また、グレイテストヒッツⅠ&Ⅱのビデオを、ビデオデッキが壊れるほど観ていた事もあるので、これは観なければと思い、映画館へと向かいました。
率直な意見…
血のつながりをも超えた家族という名の絆。そして愛にあふれた作品。
だと思いました。
それはまるで、Queenそのもののような感じがしました。
Queenって、その良さをどう表現したらいいかわからないバンドだと思います。
僕が初めてボヘミアンラプソディを聴いたとき、まだ高校生でしたが、素直に「すごい!」とは思ったのですよ。でも、その良さをなんて表現したら良いか分からないというか、一種のもどかしさというか、僕の感性に混乱が生じました。
そこから、Queenの楽曲をいろいろ聴いていくうちに思ったのは、「芸術性の高さ」、「Queenというジャンルである」、そして「愛にあふれている」という事でした。
僕は、基本的に洋楽の歌詞の和訳は読みません。なぜかというと、和訳を読んでもいまいち響かなかったり、僕が思い描いていたものとは全然違う内容になっていたりするので、僕は、多少本当の意味とのズレが生じていたとしても、聴いたままの感情を大切にしたいと思っているので、歌詞の和訳は基本的に読みません。
それでも、Queenの楽曲からは常に愛を感じていました。
もしかすると、フレディ・マーキュリーが、いろんな意味で愛に悩み、葛藤し、求めた人物だったからかもしれません。
僕が唯一読んだQueen関連の本、恋人であったジム・ハットンさん著書の「フレディ・マーキュリーと私」も、やはり愛に満ちた内容だったと思います(若干暴露的なとこもありますが)。
そしてこの映画「ボヘミアンラプソディ」も愛に満ちています。
同性愛への目覚め。恋人との別れ。結婚していくメンバー。決別。
孤独に追い込まれながらも、ギリギリの所で救いの手を差し伸べる人たち。支え。
素敵でした。
そしてラストのライブシーンは、圧巻でしたね。
あのシーンは映画館で観てこそ感動が爆発するはずです。
また、全編を通して、フレディ・マーキュリーという栄光と苦悩の人生を感じた上で、ラストのライブシーンを観ることになるので、言葉にならない感動が心を染めます。
話は変わりますが、僕が知っている限り、少し史実と違う場面がところどころにあります。
それに対しては、映画とはそういうものだと思うので、なにも文句は無いのですが、もし、この映画を観て、もっとQueenの事を知りたい!と思うのであれば、いろいろ調べてみると良いかもです。
あと、Queenってすげー!と改めて思ったのが、解散してもなお、定期的にブームが来るということです。
僕が学生の頃にはとっくに解散していましたが、CMにQueenの楽曲がいくつか使用されていました。そして、先に述べた「グレイテストヒッツⅠ&Ⅱ」がチャートインしたり、レンタルショップでもランキング上位に位置していた時期がありました。
そして今回の映画のヒットです。
これでまたCDのセールスがグンとあがったりすると、やっぱり凄いことだと思います。
最後に、僕が定期的に聴いている「Under Pressure」、高校生の頃にコピーしていた「We Will Rock You」のPVと、僕が「We Will Rock You」を演奏し、唯一映像に残っている動画を張っておきますね。
フレディ・マーキュリーよ、永遠なれ!
(ロジャー・テイラーが似てて草生えましたw)
※この印象的なベースよ。
大サビで何度も繰り返して“Give Love!”と歌うところから、古い映画のキスシーンが連続するシーンで妙な感動を覚えます。お気に入りのシーンです。
※シンプルでいて、重厚。いつ聴いてもカッコいい!
俺達の叫び!魂の叫び!拳を天に突き上げたくなりますね。
それにしても、ブライアン・メイのギターサウンドはかっこよすぎます。
※ちょっと恥ずかしいのですが、5:30あたりでロッキュー!してます(笑)。僕はドラムです。中国は重慶での演奏ですが、万国共通の楽曲なので、盛り上がりました。
- 作者: ジムハットン,Jim Hutton,島田陽子
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